肛門の痛み、かゆみ、出血、脱肛、残便感、違和感などの症状がある方を松島病院大腸肛門病センターでの高度な診療の経験に基づいて診察いたします。
肛門の診察を受けるは恥ずかしく、受診しにくいと思われがちです。
しかし、痔という病気はほとんどの人が多かれ少なかれ罹患している一般的な病気です。
まったく恥ずかしいことはありませんのでお気軽にご相談ください。
初診受付時、肛門科で受診されたとしても、何科で受診されるか、他の患者様に知られることはありません。
ズボンやスカートは脱がずに、そのまま診察台にあがっていただき、ひざを抱えるようにして横向きになった状態で、指での肛門直腸診と直腸肛門鏡による診察を行います。
診察時間は30秒ぐらいです。
痔核は、肛門内部の静脈に血液がたまって血管がいぼ状に膨らんだものです。
直腸の歯状線というところを境にして、上側にできるのが内痔核、下側にできるのが外痔核です。
裂肛は硬い便が肛門を通過する際に肛門が引き伸ばされることにより、肛門の出口付近の粘膜が切れて起こる痔です。
直腸・肛門の周囲に感染がおこり、膿を持ったものを肛門周囲膿瘍といいます。
肛門周囲膿瘍は自潰(自然に排膿されたもの)したり、切開手術にて排膿され縮小しますが、治癒することはあまりなく、肛門の周囲に膿の出口を形成します。これが痔ろうです。
2005年から開始された新しい治療法で、内痔核に対して4段階に分けて注射する方法です。(四段階注射法)
切らずに治す治療法で、外科手術と同等の治癒率があるといわれています。
副作用として注射部位の痛み、腫れ、発熱、肛門部の重たい感覚などが見られます。 また直腸の潰瘍を作ったりすることがあります。
従来でしたら手術が適応となった、脱肛を伴う内痔核の一部が、ジオン治療の適応になった事が大きな特徴です。 しかし、すべての脱肛する内痔核を治せるというものではありませんし、手術治療がなくなる訳でもありません。
手術になるか、ジオン治療になるかは、診察の結果、脱肛の程度と特徴で判断します。
注射部位の痛み、腫れ、発熱、肛門部の重たい感覚などが見られます。
繰り返しになりますが、すべての内痔核の患者さんをジオン注射で治せる訳ではありません。
また、注射だからと言って、安易に考えず、手術の場合に匹敵する注意が必要です。 いずれにしても、有効な治療の選択肢がひとつ増えたことになり、喜ばしい限りです。
投与後の早い時期に痔核へ流れ込む血液の量が減り出血が止まります。
脱出の程度も軽くなります。
投与された部分が次第に小さくなり、引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して、脱出がみられなくなります。(1週間~1ヶ月)
当病院では、内痔核を切らずに注射で治療する、『ジオン注射療法』を行っております。
この治療法は手術に比べて、出血や痛みが少なく、日帰り手術が可能です。
「四段階注射法」は大腸肛門病学会に所属し、痔核治療の経験が豊富で、「四段階注射法」の講習を受けた医師のみが施行することができます
すべての痔核が適応とはならず、脱出が大きいもの、また外痔核成分があるものは切除が必要です。
大きな痔核や出血の多い痔核に対しては入院が必要ですが、程度の軽いものに対しては日帰りで行います。
入院手術が必要な場合は松島病院大腸肛門病センターまたは近隣の肛門病院をご紹介いたします。
大きな痔核や出血の多い痔核に対しては入院が必要ですが、程度の軽いものに対しては日帰りで行います。
入院手術が必要な場合は松島病院大腸肛門病センターまたは近隣の肛門病院をご紹介いたします。
手術療法が必要です。
当院は日本大腸肛門病学会の認定施設として認定されました。
医院名 |
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ながのクリニック |
院長 |
永野 靖彦 |
住所 |
〒244-0816 神奈川県横浜市戸塚区上倉田町481-1八恍ビル1階 |
電話番号 |
045-392-8612 |
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疑問に思う事、何でもご相談ください。
TEL 045-392-8612